冬季ウツ障害とは、11月頃から3月末の間に、強いウツや情緒不安定に苛まれる症状。
発達障害人の多くは、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質に異常があるため、定型発達人よりも冬季ウツ障害になりやすい傾向にあると言わざるを得ません。
ただでさえ、ウツや情緒不安定なのにさらにキツい状態となります。
原因は複数ありますが、代表的なものとして
・日照量不足
があげられます。
単純に過不足分を補えばいい。
理想は太陽なのですが、期待することはできません。
自然の摂理をひっくり返すことは不可能なので。
では、どうすればいいのか。
とりあえずは、2500ルクス以上の強さを持つ人工照明器具を用いればいいのです。
肌と眼に負荷がなければ強ければ強いほどいいのですが、2500ルクス以上であれば、それなりの改善が得られることはわかっています。(重い冬季ウツは、2500ルクスでは足りない)
冬季ウツ障害が本格的に始まる11月に入ってからでもいいのですが、できれば今から行なっておくことで、5〜6割は軽減させて春を迎えることができます。(栄養と睡眠が最低限整っているという条件で)