多動衝動優位ADHD人の多くは、自身の予定を崩壊させがちです。
彼らの多くは、それに深い劣等感や罪悪感を覚えているにもかかわらず、頻繁にやらかしてしまいます。
理由は多岐に渡るのですが、代表的なものとして
・追い込まれた時に驚異的な集中力と能力を発揮する
ことがあげられます。
彼らは独特の先延ばし、回避行動を症状として持っています。(定型発達にも同じことは言えるが、度合いに大きな違いがある。)
必ず締め切りまでに終わらせなければならない超重要案件も、直前まで取りかかりません。
無責任なのではなく、重々「やばさ」を感じています。
ゆえに、彼ら特有の能力の高さに加え過集中にスイッチが入ります。
見事に終わらせます。
そこまでは、まだいいのですが、脳が
・成功体験
・なんとか間に合ったことによる安堵的な快楽
を学習してしまうゆえ、先延ばしと回避行動が強化されます。
残念ながら、毎回間に合うわけではありません。
取りこぼしが発生します。
予定を崩しがちになります。
超ざっくりの対策として
・ライザップ的な監視制度
・とりあえずほんの少しでいいから手をつけ、その行為を自己賞賛する
があげられます。(他にもやることは多々ある)