まずは、「田舎暮らしなど望んではいけない(3)」を読んでね。
(田舎暮らし編について、最初から田舎暮らしをしている人には、何の罪もないしケチをつけるつもりはないからね。)
現代において、家を持たずに完全な野生として生活することは不可能に近い。
居住を確保する必要があります。
生活のためには、環境を破壊し「なければ」ならない。
しかし、自然を慈しむ心があるというならば、最小限にとどめようとします。
愛に含まれる意味は、あまりにも広汎に及びます。
ゆえに、言葉による表現においては、部分々々で口にすることしかできない。
その1つに、正しい答えが出せずとも、「深く多角的に考える」ことがあげられます。
ならば、低層階という選択肢は、容易に排除できるはずです。
例。
部屋が、足の踏み場がないほどに散らかっている。
1つも捨ててはいけない、という条件のもと、片づけなければならない。
ほぼ全ての人が、「とりあえず積み上げる」という方法を取ります。
最低限の思考力で、得られる回答です。
愛の欠片も、いりません。
それを踏まえれば、「低層階建物を必須とする」田舎暮らしを望む人は、自然への愛を微塵も持ち得ない心貧しき人種と決めつけてもいい。
しかし、彼らのほぼ全ては、純粋な自分を演じ、陶酔の境地に身を投じています。
続く。