まずは「歪曲された懐古主義として(1)、(2)、(3)、(4)」を読んでね。
「最近の若者批判」の急先鋒は、団塊の世代です。(たぶん)
彼らは、自分たちが日本経済を支えてきたという自負があります。
それが、口うるささに、加速をつけているのでしょう。
大間違いです。
戦後の高度経済成長を支えたのは、終戦直後の現役世代です。
団塊の世代は、
・労働市場の主役になった途端に
・収益率を大幅に低減させ
・バブルを演出し
・崩壊の引き金を引き
・大胆な改革に反対し
・不況を長期化させ
・自分たちの雇用を守るために
・低賃金の派遣を増やし
・最後の最も豊かな、逃げ切り世代として引退し
・子供を創ることができないほどに、若者へ課税し
・恵まれすぎた、年金をはじめとした社会保証を獲得(豊かか否かは国内基準ではなく、世界基準で比較する)
するに至っています。
にもかかわらず、彼らのおかげで絶望しきった若者へ、生き方と働き方の批判と説教を垂れ流します。
いかに、「最近の若者は」論は、的外れなのかが理解できます。