まずは、「終身雇用を破壊せよ(43)」を読んでね。

結果として、良くて派遣止まりです。(派遣がワルイというわけではないよ)

企業における派遣の利は、いつでも解雇できるという点につきます。

それゆえに、重役は与えられません。

いくらでも代わりのきく、難易度の低い仕事だけが振られます。

おかげで、痛みを覚えながら開発した、アスペルガー 人 特有の高い能力を発揮することはできません。

しかも、劇的な改善を得られた彼らであったとしても、適応障害の起こし易さという一面は、完全にぬぐい切れているわけではない。

アスペルガー人には、「能力を発揮仕切れていない=適応障害の発症」という式(?)が成り立ちます。(少し極端に表現)

そのため、改善を獲得できた彼らであったとしても、社会生活から離脱する羽目に陥ってしまうのです。

ニート、引きこもり、生活保護の世界へと迷い込みます。(正当な生活保護は、何もワルくないよ。一切の引け目を感じなくていい。)

日本国は、イノベーションの原水を失います。

終身雇用制度は、労働者と国家を、「平等な不幸」という形で、納めます。

僕には、終身雇用を礼賛する人間は、

1・日本と国民(発達障がいと定型発達共に)を意図的に貶める確信犯

2・知性の欠乏で組成された正義という名の独善者

のどちらかとでしか、認識できない。