アスペルガー人の多くが、教科書でも指摘されているように、「症状」として
・性格的に癖があり
・当たり前のことが当たり前にできず
・結果として、社会適応障害を起こしやすい
一面を持っていることは、否定できません。
ただ、同時に、やはり「症状」としての
・不可思議な人間的魅力
・特定の分野における抜きん出た能力
も兼ね備えています 。(超時々は、僕のように何もない可哀想なアスペもいる。あるいは時代にそぐわない能力しかない。)
だから、後者を徹底的に表現してしまえば、
・就職、転職難民として苦労し
・場合によっては、その体験に疲れ果て、
・ニートや生活保護
・という忸怩たる思いに苛まれる(正当な生活保護は、何も悪くなく、引け目に感じる必要はない。)
という経験は、しないで済みます。
しかし、アスペルガー人の多くは、負と言える(?)症状と共に、財産であるそれを、同時並行で発揮できるというわけではありません。
前者が大幅に減ることにより、はじめて、後者を表現することが可能となるのです。(正しくは、前者を少し減らして、後者を伸ばすの繰り返し)
そのマニュアルは、全て揃っています。(もちろん、心理カウンセラー、スピリチュアルヒーラーといった役立たずだけではなく、発達障がい専門科医も、それらは知らない。カウンセラー、ヒーラーって、自分の生活がグダグダなのに、人様へ偉そうに教える。病気の世界だよね。)
それを、実行すればいい。
ただ、財産で症状を存分に発現するためには、それなりの年月がかかります。
取り組む時点から、正しい(?)マニュアルを知っていたとしても、3~4年は要してしまいます。
まして、僕のように、マニュアルが存在せず、膨大な試行錯誤を繰り返した場合は、10年ほどの時間を求められることあります。
続く。