日本人が憧れるデンマーク。

その国には、解雇規制、正社員など存在しません。

・首切りは、容易に実施され
・競争は激しく
・典型的な、職務給の実力社会であり
・成績の悪い会社を、国は助けることなく
・大手であろう、と簡単に潰して

しまいます。

その方が圧倒的に1人辺りの生産性が高まり、高福祉を実現できることを知っているからです。

残念ながら、国内でデンマーク(あるいは北欧)に焦がれる日本人の多くは、ひたすらに優しい国と勘違いしています。

厳しさがあるからこそ、はじめて国を健全に運営できるという事実を、見つめる必要があります。

しかし、デンマークを絶賛する環境運動家、社会主義的な経済評論家の多くは、この事実を伝えません。
意図的に隠している節さえ、見受けられる。
その誤った情報伝達により、日本国内におていは想像以上の歪みが発生しています。

優しい社会福祉に、「タダ乗り」は、存在しません。
ある一面を、苛烈な厳しさに仕立てることで成り立つのです。