まずは、「結婚について(7)酷薄な生殖戦略としての一面とスパンドレル理論」を読んでね。
おまけに、男には女子が背負うようなリスクは、ほとんどと言っていいほどにありません。
だからこそ、彼女への礼儀、愛情として、罪作りを解消することを第一に考える必要があるのです。
しかし、この酷薄な生殖戦略という一面を事前に理解しておかなければ、本能の恋に将来を委ねることになってしまいます。
人は、男女問わず、恋に落ちるというのは、本能により自動的に達成できる容易い行為です
愛し続けるというのは、顕在的な意識による不断の努力が求められる難渋な表現となります。(現状の人の意識次元においては)
この違いに気づかないと、前者の熱に侵されたまま結婚へと至ります。
あるいは、浮遊感に溢れかえったソウルメイトや宿命的な繋がり論だけが、はびこります。
すると、
・罪滅ぼしという視点が抜け落ちた状態で、結婚生活が始まります
・関係が冷えきったならば、早々に離婚へと踏み切ります。
愛がさめた、学びが終ったという理由で。
謝罪の義務を、果たせなくなります。
女子にとっては、大迷惑な話しです。
続く。