まずは、「未来予知(11)冗談 ローカーボと頭の弱い陰謀論者について」を読んでね。

無駄に前置きが長くなりました。(陰謀論者の馬鹿さ加減には許し難いものがあるから、熱が入るんだよね。)

以上を踏まえれば、以下の、論理が飛躍した話しが展開するされることは、容易に想像がつきます。

・米国内の豊富な肉や乳製品を売って儲けたい
・ローカーボ食事法は、大量にそれらを必要とする

・世界でそれを流行らせて、売ってしまおう
・日本人の肉と乳製品は高い

・日本人全員が、ローカーボを実行することは難しい
・それらを、求めたがるはずだ
・アメリカ産の肉と乳製品を大量に売りつけてしまおう
・おまけに、日本人の魂である米を消すことができる
・日本人を、精神的に弱体化できる
・以上を実行しやすくするために、TPPを作ろう

と。

陰謀論者たちは、「これがアメリカの魂胆だ」と「断言」することでしょう。

残念ながら、突っ込みどころ満載の「妄想」です。
・どうして、全能のロックフェラーさんを擁するアメリカが、オーストラリア、ニュージーといった、口を開けて空を眺めているだけで幸せな(いい意味でだよ)小国に世界販売競争で負け続けているのか
・アメリカは、肉や乳製品よりも小麦に強い
・利益率も「粉もの」の方が圧倒的に高い
・ならば、今までの医学常識に則って、動物性食品を悪者にしておいた方がいい
・にもかかわらず、アメリカ糖尿病学会は、炭水化物が糖尿病罹患の最大要因と発表
・今回のTPP妥結により、「和牛」の「輸出」も、事実上、関税がゼロになった
・アメリカが、今まで日本から取っていた税金を失う
・「和牛」は、アメリカで凄まじい人気
・アメリカ国内で、手に入り易くなり、アメリカ畜産農家は、追い込まれる
・小麦に含まれるグルテンが大問題であるという情報が、小麦大国アメリカから、入ってくるようになった
・日本国内において、米に回帰する傾向が強くなる
・アメリカにおいても、グルテンフリーは実践するが、ローカーボには取り組めない人が増加している
・そこで、日本米が人気になっている
・日本の畜産、米農家は、豊かになる

続く。