まずは、「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(30)目先の情緒への囚われ」を読んでね。

「人の感情過程は複雑すぎる」について

人の感情は表出されるまでに、極めて複雑な変異を重ねます。

根底でAが生まれたならば、最終的にはZとしての形を取ります。

ゆえに、人は自身の本音に気がつくことはありません。

例えば球技。

ワールドカップは、世界的な熱狂を帯びます。

メジャーリーガーには、10億円ほどの年俸が支払われます。
賞賛されます。

なぜなのか。

そのすべては、石つぶてによる殺し合いを知性により洗練させたものであるがために、人類の多くが、殺し合いへの本能を掻き立てられているからです。

人の本能は、苛烈な残酷性に満ちており、殺し合いに価値を見出しています。(一切他人を攻撃できない、テレビゲームやボクシングが流行ることはありえない。)

恋愛感情の目的は子孫を殖やすことですが、恋人たちはそれを意識していません。(恋愛は学びのためにあるとか言っている自己啓発やスピリチュアル系ほど、全く成長していないし夫婦関係はドロドロなんだよね)
セックスの際は、避妊します。

生殖能力のない小学一年生の太郎君が、同じクラスのやはり生殖能力は未成長の花子ちゃんを好きになった。
では、太郎君は花子ちゃんと子供を創りたいと思っているのか。

(注意・スポーツファンから間違いなく反発が予想されるので弁解。球技を好む感情の目的が殺害だからといって、それを元に動く野蛮な人間と言いたい分けではない。
久しぶりに会社から早く帰宅した父親に嬉しくなった太郎君が、キャッチボールに誘った。
殺し合いの感情を目的としているのか。修学旅行の枕投げ。子供の輪投げ。)

続く。

 

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)