昨日の八重洲ブックセンターさんでの出版記念セミナー。
遠くから運んでくれた人が大勢いたらしい。
常連の人。
初参加してしてくれた方々。
八重洲ブックセンターさんのスタッフさんたち、快い対応。
Kkベストセラーズさんのみなさん
ありがとう。
さよさんからのご質問です。
【ご質問内容】
息子の事ですが、24になります。アルバイトや職についても暫くすると逃げて辞めてしまいます。嫌な人がいるとストレスがたまりギャンブルに行きお金が無くなり逃げるの繰り返しです。19才からずっと今まで続いています。時々パニック障害も起こします。先日発達障害ではと精神科で検査をしてもらいましたが、発達障害のグレーゾーンに入るとの事でした。コミュニケーションが苦手、空気が読めない、人の言いたい事が理解出来ない、会話のキャッチボールが出来ないなどでした。アスペルガーによくにた状態があります。それがギャンブル依存症からなのか発達障害のグレーな所が出てるのかがわからなくどう治して行けばいいのかがわかりませんので、教えて下さい。よろしくお願いします。
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【回答】
精神障害がそれ単体で起こっている場合と、発達障害に起因して起こっている場合とがあります。
発達障害の二次障害として精神障害が起きている場合の見分け方についてですが、
・親や祖父母に発達障害者がいるかどうか
・統合失調症やパニック障害といった精神疾患を親や祖父母が経験しているかどうか
・本人の精神疾患歴が長期的 or 頻発的 or 重症であるか
上記の一つでも当てはまっている場合は、発達障害の二次障害の可能性が高いといえるでしょう。
それ以外の精神疾患の場合は、発達障害とは関係なく別の原因によって表れていると思われます。
とはいえ、発達障害の二次障害でもそれとは関係ない精神疾患でも、効果的な対処方法は変わりません。
というのも、発達障害の改善法というのは、全ての人に通じる総合学習法なんです。
なので、発達障害があろうがなかろうが、やることは基本的に一緒。
やることというのは、もういつも言っている通り、
・体づくり
・行動応用分析
・環境圧力
・認知行動療法
の4つ。
可能であれば、代謝異常を是正するような体づくりから行いましょう。
発達障害でも精神疾患でも、大半はこれで大幅な改善を得られます。
肉体的なアプローチ以外の方法を薦める方もいるようですが、たとえばこじれた親子関係を話し合いで改善していくとかいうのは、極めて難しいことですよね。
しかも、それが発達障害や精神疾患に効果があるかも定かではありません。
でも、「サプリメントを摂りましょう」とか「炭水化物を控えましょう」とか「たんぱく質をたくさん摂りましょう」というのは、現実的で実行しやすい。
そして、数々の実験で効果が実証されている。
なので、そこから取り組んでいくことをお薦めします。
隠れアスペルガーに、体づくりは必須なの。