まずは「アスペルガーへの誤解(28)記憶力に秀でている」を読んでね。

「広く知られている」と記載しましたが、当事者も含めこの特性を認識していない場合があります。
それが職場となると、今後の労働者としての生涯において深刻な影を落とすこととなります。

彼は、仕事場において間違いを頻発します。
一生懸命に注意して耳を傾けたとしても、変わらず、理解記憶することができません。(なおらないというわけではないよ。大幅な改善方法は存在する)
自信を喪失します。
周囲も疎ましく扱うようになります。
いたたまれなくなり、退職します。
転職による環境の変化で、仕事人としての自分を救おうとします。
問題や原因は別のところにあるので、同じ苦しさを体験します。
この流れを何度かすることで、いよいよ働くことへの強固な恐怖が完成します。
引き込もりを選択します。

仕事人として無能なのではなく、口頭における言語への理解と記憶が苦手であるだけにすぎないにもかかわらず。

アスペルガーって、自分の特性を掴み切っていないゆえに無駄に自信を喪失している。

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