アスペルガーの典型的な「症状」の1つに「一貫性」が挙げられます。
自分が納得して決めたことは、飽きもせずに、延々と取り組んでいられるというもの。(悪く捉えれば、融通の利かなさ)
この症状を活かすことで、容易に、継続と習慣化が達成できます。
「ヒト」にとって、それを獲得するのが、最も難儀なこと。
だから、日常生活は改善されない。
しかし、アスペルガーには「症状」として簡単に出来てしまう。(あまりにそれの状態が深刻だと、真逆になることもある)
結果として、多くの望ましい習慣を獲得し、「アスペルガー人」だからこそ、潤沢な毎日を送れるようになるのです。
彼らは(というか僕も)、生まれながらにして、負の症状という借金を山ほど抱えていることは、否定出来ない。
しかし同時に、継続と習慣化力という莫大なそれも、体へ刻んでいるのです。(僕にはなぜ、その財産がないのか理解できない)