まずは、「右脳開発で写真記憶は身に付かない」を読んでね。
確かに、写真記憶(直感像)は試験や勉強においてとても重宝出来ます。
でもその一方で、人生を苦しくさせる大きな要因にもなってしまうのです。
直感像を持っている人は、嫌な出来事をいつまでも忘れることが出来ません。
脈絡もなく突如として、鮮明な映像で蘇ってきます。
しかも、10年20年以上前のことであったとしても、今起きた事のように当時の感情が湧き上がってきます。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)でいう「フラッシュバック」のようなものです。
そのため、「人を許せない、常に感情が不安定」といった「ストレスフルな毎日」を過ごすことになります。
「右脳を開いて写真記憶を身につけよう」と唱っている人たちに、その能力はありません。
だから、こういった苦労や問題点を知る由もなく、薦めてしまうのです。