まずは「アスペルガー人の短所は、長所から生まれている(1)」を読んでね。
アスペルガー人の多くは
・目的もなく
・さして興味のない範囲で
・遊んで楽しい
ということが、ありません。
定型発達者であれば、なんとなしのバーベキュー、デイトを楽しむことができます。
ここだけを捉えると、アスペルガー人は楽しみや人脈創造の機会を逸しているため、短所と言わざるを得ません。
しかし、そうではありません。
高い知的欲求という長所に由来しているのです。(脳科学や心理学においては、その関連性は認められていない)
アスペルガー人は、知識を収集することに喜びを覚えやすい。(該当しないアスペルガー人もいる。)
独りこもって
・難しい本、専門雑誌、論文を読む
・資格勉強を行なう
・百科事典、ウィキペデアを閲覧する
など。
今後の世の中は、知識社会へと突入します。
・知識を異質のフレイム(見方)にもとづいて再結合させ
・知恵や発想として出力し
・問題解決案や作品創造をはかっていく
ことを実現できる人間が、活躍します。
そのためには、「質の良い」知識を大量に入力する必要があります。
高質な知識獲得の多くは、上記でないと達成は難しい。(分かりやすく、やさしく書くにも限界がある。)
定型発達者にとっては、何の面白みもない、場合によっては苦痛でしかありません。
知識社会を生き抜く上で、困難が生じます。
アスペルガー人にとっては、趣味の延長程度の行為となります。
これからの社会の潮流へ、自動的に乗ることができます。
残念ながら、アスペルガー人の多くは、この事実に気がついていません。
ひたすらに、結果として人付き合いが悪くなってしまっている自分に嫌悪を抱きます。
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