まずは「アスペルガー人が雑談を克服するために(30)(31)」を読んでね。

30に当てはまるグレーゾーンアスペ女子にとって、職場における

・女子同士での昼ごはん
・社内の飲み会、旅行

は、大きなストレスとなることがあります。

該当する彼女たちにとっては、「面倒くさい」どころの話しではありません。

人間関係の歪みが、多少ほどでしかない環境であったとしても、職場虐めに遭っている辛さのように感応します。

社内旅行においては

・1ヶ月ほど前から、頭の中の思考反芻のほぼ全てを占め
・深い抑うつ状態

へと陥ってしまう。

ただ、そうそうにあるわけではないので、歯を食いしばって耐えることは可能です。

残念ながら昼ご飯は、毎日あります。

にもかかわらず彼女たちの大半は、病的なまでに

・空気を読む
・嫌われることを怖る
・本音を伝えることを苦手とする

という特徴を抱えているため、「空気の同調圧力」の強い日本職場においては、「勝手に振る舞う」という選択を取れません。

いずれ、昼ご飯における難苦が、彼女を覆い尽くします。

仕事で不適応を起こしているわけでもないのに、退職が頭にちらつきます。

定型発達には、全く理解できない苦労なのでしょう。