アスペルガー人の特徴を少しでも知っている人の多くは、「彼らは記憶力に長けている」という認識に落ち着いています。

たしかにその通りではあるのですが、かなり細分化されて発揮されてしまうというのが実態です。

 

広く(?)知られているものとしては、映像記憶について驚異的な力を発揮するけれど、口頭になってしまうと途端に破綻してしまう、ということがあげられます。

 

・短期間に同じ話を何度もしたり聞いたりしてしまう

・手順の説明を短い内容だったにもかかわらず、全く思い出せない

・打ち合わせの内容の一切が、終了直後に脱落してしまっている

同じ記憶においても、対象となっている情報の形態が変わってしまうと、別人の脳のような働きになってしまいます。

アスペルガー人の記憶力を正しく(?)定義すると、情報の入力形式によって異才か不全かが決まってしまう、となります。

続く。

 

アスペルガー人の知能は環境や形態によって、大きく左右される。