発達障がいを改善させることは非常に簡単です。
・適切な技法としての知識を多量入力し(人生論を読んでも、人生はこれっぽっちも変わらないよ)
・実践する
これだけです。
ただ
・繰り返し、長期的
という条件が必須となります。
残念ながら、多動優位ADHDにとってはこれが大きな壁となるのです。
継続性に欠けているという自覚があるならば救いはあるのですが、中にはその認識へ至ることが極めて困難な人もいます。
そんな彼らに共通する口癖として、「なんか違う」があげられます。
この運動、認知療法、セラピスト、「なんか違う」と。
2〜3回取り組んだだけで判断し、他へ移ります。
これでは効果を出すための必須条件を、満たすことはできません。
いくら取り組んでも効果が得られないという「実際に違うから違う」というわけではなく、多動優位ADHDの
・新奇性
・衝動性
が、作り出している歪んだ結論に過ぎない場合がほとんどです。
しかし、「なんか違う」が口癖になっている彼らには、技法やセラピストといった外の外部因子に問題があるという見方しかできません。
彼らは、延々と井戸の浅掘り(水が出る前に他を掘削する)を繰り返します。
人一倍の体験と知識を蓄えながら、何一つ変わりません。
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