まずは、早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(42)を読んでね。
この暴露療法については、自称「意識や根源を大事にする」人たちからは、敬遠されます。
「本質的ではない」と。
突っ込みどころが満載すぎて議論や説明の欲求が粉砕されてしまいますが、それでも歯をくいしばって次のように問いかけます。
・まず、本質とは何ですか。
・本質を扱っていると称しながら、現実の事態を一向に改善できていないですよね。
・仮に本質に取り組むといってもある程度、状態が改善しない限りはそこへ執心することは難しいですよね。
・激しい頭痛、深刻な飢餓、住居を失ったことによる寒さ暑さが野放しにされている最中に哲学書を読み、瞑想し、愛がなんちゃらとやっていられますか。
・そもそも、本質云々と言っていられるのは、成熟国特有の物質的豊かさと軍事的安全の副産物的現象であり、それらを得られていない後進国においては、本質論が展開されることはありませんよね。
・本質を大切にするあなたも、物質と安全を享受するという対処療法に守られているからこそ、本質論を展開可能であることを自覚していますか。
・自覚していませんよね。それこそ本質からズレたおバカさんですよね。
人間性が進化しているはずの自称「意識や根源を大事にする」人たちは、腹を立てます。
やはり本質論は無力であることを、彼らは身をもって表現してくれます。
発達障がい者が求めているのは、現実の改善です。
哲学や在り方ではないのです。
アスペルガーを救うのは、本質論ではなく小手先の技術。
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人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)