まずは、早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(39)を読んでね。
元は極端なあがり症で、人前で話すとなると、何の重要性もない、しかもたった数人の集まりにすぎない場でも真っ白になってしまい、冗談ではなく自分の名前すらも口にできなくなってしまうという状態でした。
暴露療法を積み重ねることで、100〜200人を前にしたセミナーでも、全くと言っていいほど上がらなくなったのです。
・同時並行で体作りや認知療法など、多岐に渡って取り組んだ
・典型的な受動型アスペルガーではあるが、積極奇異あるいは多動性優位のADHDが入っているがために自己顕示欲が強く、人前に出るのはやぶさかではない
ことも大きな要因ではありますが。
今では、セミナーにおける振る舞いはやりたい放題そのものとなっています。(良いか否は別にして)
しかし、順調に暴露療法を進められたのかと言えば、決してそんなことはありません。
取り組み始めるまでに、相当の時間を要したのです。
1.受動や孤立型アスペルガーは、着火してしまえば延々と「とろ火」で燃え続けられるが、そうなるまでに莫大な期間を必要とする「濡れ落ち葉」的な気質を持っている
2.そもそも、暴露療法を行なおうとすると、腰も気分も重くなってしまい、気質の一つでもある(?)病的な後回しにスイッチが入ってしまう
がために。
今回は2について。
受動や孤立型のアスペルガー、特に前者は緊張しいであるにもかかわらず講師として力を発揮できる場合が不思議と多い。
だから、練習すればすぐに感情、技量共に大幅な改善が望めます。
続く。
アスペルガーは、内向的でありながら講師的な立場に強い場合もある不思議な人種。
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