まずは、早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(28)を読んでね。

残念ながら、アスペルガー人の凹凸の凹の能力は、懸命な努力にかかわらず、さほどの改善が見られないことが多い。(適切な方法と工夫のもとで圧倒的な量をこなせば、高みまで達することもあるよ)

報われない努力ほど、人のやる気や自尊心を折ってしまうものはありません。

しかし、人は、防衛本能上、苛烈な劣等感を持っている部位に意識を集中してしまうものです。

まして、アスペルガー人の多くは、グレーゾーンであろうと真性であろうと定型発達者には理解のできない、厚みのある劣等感に覆われてるために、それは一層のものとなります。

ゆえに「なんとしてでも、劣等感を作り出している凹を克服しなければ」と、決意します。

取り組みを開始します。

案の定、結果は出ません。

この時点で、アスペルガー人特有の劣等感や未来への絶望感は、肥大します。

同時に、彼らの凹への認知は、自分を殲滅する魔物へと変貌を遂げます。

ますます、アスペルガー人の意識は、凹へと集約されていきます。

短所しか見ることのできない、狭窄的な人間へと陥ってしまうのです。

続く。

 

グレーゾーンアスペルガー人は、自分の長所に興味がないの。(日本人全般に言えるけど。)

 

 

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人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)