若干、極論ね。

アスペルガーの多くは、雑談が苦手です。

それは、隠れであっても同じことがいえる場合が多い。

・雑談が出てこない

・相手が話した内容について、単調で決まりきった受けごたえしかできない

これが、男のグレーゾーンアスペルガーであるならば、さほど困らないかもしれません。(いや、結構困るんだよね。)

男は、人間関係において、言葉で紡いでいくという概念は女子よりは薄く、単語を途切れ途切れに口にする形でも成り立つこともあるからです。

しかし、女子同士でそれは通用しない。
言葉の応酬と飛躍。

アスペルガーにとって、もっとも苦手な会話の型を要求されます。

それが、口頭における言語全般において、常に不全を起こしているならば、その女子は、「コミュニケーションが苦手な子」というレッテルを、周囲が自動的に貼り付けてくれます。

雑談の不具合も許容してくれるかもしれません。

残念なことに、グレーゾーンアスペルガーはそうはならない。
不可思議なことに、アスペルガーであるがゆえに、特定の場面においては定型発達者よりも、高い言語能力を発揮することがあるのです。

・講師の立場で説明する

・強く興味のあることへの質問や情報交換

・特定の問題解決への回答

など。(もちろん、当てはまらないアスペもいるよ)

続く。

 

 

新刊出たよ

人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)