まずは「アスペルガー人が人間関係で苦労する理由(7)無駄に本音が多い」を読んでね。
アスペルガー女子は、女友だちが少ない傾向にあります。
その要因の1つに、アスペルガー人の多くが、お世辞を言うことを苦手とすることがあげられます。
男同士であるならば、さほど問題はありません。
彼らの会話の基本は、親愛なる「けなし合いとからかい」なので。
お世辞を、登場させる必要はありません。
しかし、女子の言語は、その対極で構成されています。
トイレに立った瞬間に悪口を言われる女子であったとしても、それまでは誉められています。
何か自虐的なことを口にしたとしても、彼女たちは「ソンナコトナイヨ」コールで包んでくれます。
しかし、無駄に本音の多いアスペルガー人は、それを口にすることに嫌悪を覚えます。
本音とお世辞は、ある種の真逆関係だから。
「馬鹿らしい」と、思ってしまいます。
そのため、定型発達の女子との会話が、面倒くさくなってしまいます。
気がつくと、彼女たちとの付き合いに、消極的な自分が出来上がっています。
女友だち、少なくなります。
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人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)