まずは「多動優位のADHD(成人)の改善が難しい理由(19)食への欲求が強い」を読んでね

美味しそう、珍しい、好物といったものは見逃せません。

それが、タンパク質ばかりであれば問題はありません。

ローカーボを楽しみながら行なっていることになるのですから。

残念ながら、そう上手くは収まりません。

炭水化物(正確には糖質)にも、当然ながら(?)手が及んでしまいます。

炭水化物の方が

・安く

・簡単に手に入り

・種類豊富で

・快楽に関係するエンドロフィンを大量分泌させる

ために。

困ったことに彼らは、一度、炭水化物を摂取してしまうと衝動的欲求の奴隷となり、延々と食べ続けてしまいます。

すると、ただでさえ乱れていた

・血糖値

・脳内神経伝達物質

は、より深刻な状態となり教科書通りの症状を多岐に渡って頻発させます。

彼らは、その日常に大きなストレスを覚えます。

案の定、食で解消を図ります。(図ってはいけないことを承知だけれど、体がそうなってしまう。)

その際には、動物性よりも炭水化物が中心となります。

エンドロフィンの方が、目先の解消には有効なので。

生活が、よりとっちらかったものとなります。

ストレスが溜まります。

炭水化物で解消しようとします。

悪循環は、終わりを見せません。
 
 

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