多動優位のADHDは、無計画に、あるいは2「億」歩ほど譲って肯定的に表現すれば次々と新しいことに手をつけます。(新奇性の強さ。新しもの好きという意味)
目論見への熟慮という神経が抜け落ちているために、その多くが失敗します。
1勝9敗どころではありません。
1勝29敗がいいところでしょう。
このことを他人が指摘したとしても、反省することはありません。
猛烈な勢いで反論や屁理屈を展開します。(多動優位のADHDって、「ああ言えば上祐」が多いんだよね。今、上祐さんってどうしてるんだろう)
もちろん、自尊心の自己防衛に由来する面もあるのですが、それと同時に記憶を改ざんしてしまうのです。
彼らの記憶には、29敗が存在しなかったことになっています。
1勝だけが、機能に凹凸のある脳内で光り輝いているのです。
ギャンブルを合理化する人と似ています。
ゆえに親切にも方略のなさを意見した人には、こう言い放ちます。
・何でも飛びついてきたからこそ、上手く(1勝)いったんだ
・ちゃんと考えていたら、得られなかった(1勝)んだから
・それなのに、想うままに動くことのどこがいけないの
と。
続く。
記憶の改ざんが、反省という行為を阻害する。