まずは「多動優位のADHD(成人)の改善が難しい理由(9)」を読んでね。
子どもは、母親と信頼関係を築くどころか、接触全般を敬遠するようになります。
彼の発達障がいの症状は、野放しとなり悪化してしまうのは当然の話です。
そこで、多動優位ADHDの母親は、不可思議な嘆きを口にします。
「こんなに一生懸命、子どもに伝えようとしているのに何一つ伝わらない」と。
努力の方向が間違っています。(多動優位ADHDは、努力せずとも多弁になる)
彼女に必要なことは、
・黙る
・最後まで話を聴く
・説明を端的にする
・質問に対して真正面から答える
です。
残念なことに多動優位ADHD(男女問わず)は、これらの表現に強い苦痛を覚え(というよりもすっかりと忘れて)習慣化する前に離脱してしまいます。