アスペルガーは、スピリチュアルへ近づいてはいけません。
ただでさえ人生が停滞する確率が定型発達に比べて高いにもかかわらず、その世界を取り込んでしまったならば指数関数的に跳ね上がってしまうからです。
その理由の一つに、スピリチュアルが体の感覚に従うことを推奨していることがあげられます。
体の感覚は、自分を
・改善させる有益なもの
・悪化させる害悪なもの
の二種類に分けることができます。
残念ながら、99%の人は前者から情報を選ぶことはできません。
事実、前者は「高度な直観」と置き換えることができますが、それを自在に発露させられる人は皆無に近い。(直観とは論理的な思考や資料を使わずして、難問すらも正しく回答できる能力)
必然的に体の感覚は、後者へ依存することになります。
後者は、主に人間の原始的な生理的欲求にもとづいています。
これが、人に害悪をもたらしてしまうのです。
例えば睡眠。
22時〜2時までのゴールデンタイムを睡眠に当てなければ、熟睡することは難しい。
にもかかわらず、人の体内時計は25時間設定なので、夜更かしを好んでしまうのです。
一切の予定のない長期連休が始まる前日に、「明日から休みだから早く寝よう」と考える人が早起きマニア以外にいないのはそのためです。
この感覚に従ってしまうと、就寝は2時以降になってしまいます。
成長ホルモンやメラトニンがほとんど分泌されないために、熟睡や回復は得られなくなります。
日中の心身は、変調をきたします。
特にアスペルガーは(ADHDも)、睡眠不足になるとわかりやすく症状が悪化してしまいます。
高度な直観ではない、生理的な欲求にもとづいた体の感覚に従ってしまったがために発生する事象です。
しかし、スピリチュアルは頭が弱すぎるので、この棲みわけを理解していない。
やみくもに、
・現代人は、理性と頭だけで生活している
・もっと体の感覚に従って、自分を大切にしないといけない
と説いて回っています。
続く。
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沖田さんの本、とてもわかりやすい。
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