まずは、「アスペルガー人を何も知らない役立たずのヒーラー、カウンセラーたちへ(36)」を読んでね。
そのためには、体を積極的に動かしてはいけません。
必要最低限で、済ませることが不可欠です。
だからといって、理由なくその状態になれるわけではありません。
何らかの原因を作らなければ、それを達成することは難しい。
では、その因子となるべきものはどう定めればいいのか。
非常に抽象的な存在である「やる気」です。
それが、少なければ少ないほど、人の「動作の総量」は、減っていきます。
実際、やる気のなさの極地(?)であるウツ症状の人の多くは、全くといっていいほど動くことができません。
僕も含め、大半の人は高いやる気を常に発揮し、積極的な行動を選択することは不可能に近い。
それは、人格的に欠損しているからではなく、飢餓という最長最大の恐怖を回避するための、極めて合理的な「歴史的慣習」へ従ったにすぎないのです。
続く。