6月17日にヒカルランドさんから発売された『地球の兄弟星〈プレアデス〉からの未来予知』を購入してくれた方、こちらの特設サイトから登録すると、書籍に書けなかった内容について僕が語ったプレゼント動画が届きます。
Amazonに代表されるネット通販、すごく便利だよね。僕もよく利用します。
買い物が簡略化されるし、時間もお金も節約できて、非常に合理的。
ただ、本を買うときだけは、その限りではないと思っています。
書店という場は、合理性を超えた価値を持つ空間なのだから。
インスタントな思考(前著の中で繰り返し説明した「速い思考」ってやつね)が主流となっている今、じっくり考える力(「遅い思考」)を育む舞台の一つは、まぎれもなく書店であると言えるでしょう。
「速い思考」に陥ると、社会は衰退の一途をたどってしまう。(詳しくは『逆説の経済教室』を)
書店という空間が作り出す気、匂い、視覚演出といった「場」は、人の知性を誘発し、「遅い思考」へと導きます。
PCやスマートフォンの画面に映る本リストに、「遅い思考」を触発する役割を担わせるというのは、やはり無理があるでしょう。
(といいつつも、アマゾンなどのネット書店にリンクを貼っています。
ブログというのはWEB媒体なので、その特性を理解して、笑って許していただけるとこれ幸い)
今、残念なことに、書店は消滅の危機に瀕しています。
・再販制度に代表される出版業界の古すぎる仕組み
・ネット通販の飛躍的な進化
・書店自身の怠慢
彼ら自身も変わらなければいけない。
そうでなければ、未来はないでしょう。
彼らが賢明な努力を行なうのであれば、「楽しい世の中を実現するために、書店で本を買って応援する」という選択肢があってもいい。
引きこもり状態の僕も、本だけは書店に足を運んで購入することにしています。
もし、これからこの本を買うという方がいたら、書店での購入も選択に入れてくれると嬉しいです。