まずは「成功法則は存在しない(10)」を読んでね。

仮に、成功法則が、存在するとします。

しかし、その類いを提唱する人たちは、「読者という消費者」に合わせることを、前提としています。

売れなくては、いけないので。

残念ながら、いつの時代も、後者の欲求の中に、真実(?)はありません。

食べたいものと、健康にいいものは一致しない。

ゆえに、提唱側がそれを正しく知っていたとしても、変節させなければなりません。

結果として、「嘘の成功法則」が蔓延ります。

しかし、読者は欲求を満たされて気持ちがいい。

その喜びにより、舞い上がります。

判断力を、失います。

学べたと、錯覚します。

蜃気楼としての成功領域への接近を、実体あるものと確信します。