まずは今日のメッセイジ「歪曲された懐古主義として(35)」を読んでね。
ウツが増えている大きな要因に、それが挙げられます。
高度経済成長期は、適正でなかろうと、豊かになる、という目標があったので、仕事に意味を見出せました。
現在では、そのためにやる気を発揮することは難しい。
残るは、制限に満ちた雇用形態と、それに由来する絶望的な未来だけです。
ウツに転げるのは、当然の話です。
しかし、そうさせた張本人の年寄り(団塊の世代)には、まったく自覚がありません。
それどころか、最近の若者は、「覇気がない」と嘆きます。
君たちが作った制度に、心を搾取されているのに。