まずは、「危険回避の優先順位が間違っている(5)」を読んでね。
それを踏まえれば、若者が反原発運動へと、力を注いでいる暇などありません。
・「労働者の雇用を守ろう」という甘言の元で進む、年寄り優先、若者閉め出しの雇用構造
・「お年寄りが安心できる社会を創ろう」という正論の元で展開される、金のない若者への超重税制度
それらにより、
1・現在の若者1人あたりの生涯賃金は、団塊世代に比べて、1億円以上の強制的な減額を迫られています。
2・正社員になれず、保証も安定もない、能力も発揮できない、派遣でしか仕事が得られません。(派遣全体を軽視してるわけではないよ)
そのため、
1・結婚できません。
2・子どもを授かることができません。
現在でも、若者の貧困による未出生は、年間10万人以上に昇ります。
仮に、「母体の放射能汚染」が深刻化したとしても、ここまでの「産めない」事態を迎え入れることはありません。(ちなみに、放射能による障害児が産まれてしまう、生殖能力を喪失するといった可能性は、ほぼゼロ)
しかし、この問題に騒ぐ若者、反原発派は、存在しないに等しい。
仮に、放射能汚染により、生殖能力を逸してしまった母親が、100人でも現れれば、世の終末の如く、騒ぎ立てるだろうに。
危険回避の優先順位を間違えると、真の問題は、夜陰の如く、のさばり続けます。