まずは「◆アメリカ単一陰謀論の限界◆ 反知性編(1)」を読んでね。

問題。

第二次大戦後、ヨーロッパでは大きな戦争は起きなかったのに、アジアで頻発したのはどうしてですか。

答え。

前者は、核を保有していたということ。
後者は、それの保持に至らなかったということ。

ソ連のベルリン奪取は、NATOの軍事介入を意味します。
当時のNATOの第一撃の選択肢は、核の使用でした。
仮にそれが実行されれば、ソ連は報復として、同じ核攻撃にでます。
お互いに、瞬滅します。
世界が、滅びます。
皮肉なことに、その恐怖が、戦争を「否定的に抑圧」しました。(平和の「毒」に犯された日本人は、この仕組みを理解しようとしない)

アジアでは、その憂慮は存在しませんでした。
だから、派手に戦争を繰り返すことができたのです。

特殊な知識ではありません。

ほんの少しでも、世界の外交、歴史、パワーバランスを勉強すれば、簡単にわかることです。(もう一回、嫌みと自慢、入れておくぜ)

しかし、アメリカ単一陰謀論者は、この問いに答えられません。(ユダヤ、ロスチャイルドといった闇の勢力信奉者も)

「ロックフェラーとロスチャイルドが、まだそんなに揉めていなかったから」と、論拠のない話を持ち出します。

アメリカ単一陰謀論者は、単なる反知性の集まりにすぎないのかもしれません。