アメリカの覇権を削いだとされる、リーマンショック。(世界比較をすれば、アメリカは、いまもスーパーパワーだからね。)

あの事件の引き金は、日本が引きました。

一介の金融商品にすぎなかったCDO。

日本銀行のゼロ金利政策を利用して、世界中の投資家が円を借りて、それにつぎ込んだ。 (貸出し金利が0%なら、利子が5%付く銀行に預ければ必ず儲かる。勝ち戦だよね。)

そのため、化け物のような規模に、膨れ上がりました。

ゆえに、弾けたときの衝撃が、破滅的なものとなった

同時に、米国内の土地の高騰も、止まりませんでした。

いくら金融引き締めをしても、効果がありませんでした。(グリンスパーンさんに、初動の早さと大胆さが、足りなかったのも大きい。)

いつまで経っても、原因は掴めませんでした。

大暴落後に、わかりました。

「ミセス・ワタナベ」が、主犯(?)でした。

FX取引に熱中する、日本人一般主婦の呼称です。

当時は、米ドルに対して、円安傾向だった。

彼女たちは、円で米ドルを買いまくった。

その金が、土地に流れ込み、暴騰を引き起こしました。

そして、バブルが弾け、リーマンショックに連鎖しました。

米国の覇権を奪ったのは、「飼い犬」であるはずの日本でした。

日本国内の陰謀論者の言うことが正しいならば、アメリカは未然に防げたはずです。