まずは、「資本主義が世界を救う(11)」を読んでね

どれも即効性に欠ける方法になってしまいますが、効果的なものはいくつかあります。

 

1・終身雇用を破壊する

2・時流に合ったという条件で、才能の進展と活用に集中する

3・理数系の教育に力を入れる

終身雇用は、日本特有の優れた仕組み文化ではありません。

「超」高度経済成長期にだけで発生し許容された特異的な構造にすぎず、低成長時代に入ったそれは、百害あって一利なしなのです。(詳細は、僕のブログ「終身雇用を破壊せよ」編を読んでね)

 

日本における現在の終身雇用は、

・誰でも入っていい

・入った人の雇用を保障する

という温情主義ではなく

・既存の正社員の雇用を守るために

・いつでも首を切られる低賃金派遣労働者を大量に増やし

・年功序列型賃金を守るため、結婚出産を控える労働市場において最も重要な若者を中心として新規採用には厳しい年齢制限をかける

という労働者の人権と日本の未来を蹂躙した形となっているのです。

にもかかわらず、保守も左も頭の弱すぎる陰謀論者も「終身雇用は日本の美徳、アメリカに倣って自由解雇を促進させるなんてもってのほか」などと声高々に叫んでいます。

続く。

終身雇用が、否定的格差をもたらす。

 

 

 

 

アスペルガーの天才型頭脳が炸裂! 誰も知らなかった《逆説の経済教室》
《資本主義&グローバル経済》こそが、世界を救う