久しぶりに本の紹介。

僕は基本、学術論文とか経済白書なんかを好んで読みます。

「そんなの読んで何が楽しいの?」と聞かれることも多いんだけれど、これもアスペルガーとしての特徴の一つで、正直、小説や雑誌を楽しむことができません。

その代わり、普通の人にはとっつきにくいような論文とかが好き。
教科書とかマニュアルなんかも楽しく読める。

とはいえ、ブログで「これ、サイコーにおもしろいよ!」と論文を薦めても、誰も共感してくれないであろうことぐらい分かっています。

なので、ちゃんと読みやすくてためになる本を紹介するのでご安心を。

アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門

統合医療で有名なハタイクリニックの西脇俊二院長の本です。

もうだいぶ長い付き合いになるけれど、ご本人も強いアスペルガーで、発達障害についても大変知見の深い人。

お医者さんの本って難しいものが多いけれど、この本はコミックエッセイ。

漫画 → 解説 → 漫画 → 解説という感じで進んでいくので、とても読みやすい。

しかも、アスペルガーに関する学術的な解説とかではなくて、日々の生活に起こりがちなトラブルなんかを中心に書いてあるので、読んだその日から役立てることができます。

アスペルガーに悩む本人も、アスペルガーの人が身近にいる人も、ぜひ読んでほしい一冊です。

 


僕がこの病気を乗りこえてきてわかったこと ~コミックエッセイ アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門 (宝島社)】