アスペルガー人を極端に例えれば究極の男脳を持つ存在と言えます。

・雑談下手
・同時並行処理の難しさ
・感情表現の乏しさ(本来、感情は豊かで表現できないだけ)
・目的志向
・一極集中
・自己完結
・物作りや機械いじり、研究を好む
・合理主義
・最低限のSNS連絡
・自己開示の少なさ
・共感の不足
・褒め言葉の欠落

男の特性であるこれらを強い度合いで、アスペルガー人の多くは抱えているからです。
(アスペルガー人も個人差があるので、全て当てはまるわけではない。)

女子であったとしても、アスペルガー人であれば多少は症状的特徴がまろやかになるけれど、やはりそれらの性質は表現されます。

そんな彼女が、定型発達女子が多数を占める職場に身を置いたならば悲劇に巻き込まれてしまいます。

定型女子は、男脳の特徴と真逆を高い次元で超頻発させます。

それが男であるならば、定型女子たちも自分たちに合わせられないことは知識と経験で知っているので、ある程度は許容してくれます。

残念ながら、いくらアスペルガー人であろうとアスペルガー人女子の外見は、どう捉えても女子です。

しかも、格好は解説書にありがちな奇抜ではなく、清楚系であることが多い
(特に隠れアスペルガー女子)

ゆえに定型女子は、同じ「普通の女子」として理解し扱います。

しかし、アスペルガー人女子はついていけない。

特に親密さを試す(?)

・終わりなき雑談
・長時間の集団行動
・マメなSNS連絡
・高い共感(の振り)
・大げさなまでの褒め合い(本音は真逆であることが多い)

においては、露骨なまでに行動と表情が拒絶あるいは機能停止を表します。

周囲の定型女子は、その様に不快感を募らせます。

やがては、仲間ハズレ、場合によってはイジメに発展します。

さらに困ったことに、アスペルガー人女子の多くは、(特に隠れアスペルガー女子)

・解説書と正反対の鋭い空気の読み込み能力を持ち
・同時に僅かな否定的空気にも耐えられない
・よく言えば鋭敏さ、ワルく捉えれば脆弱性

も包含しているゆえに、たとえ集団から排斥されなくとも、居た堪れない気持ちに追い込まれます。

それが募り募って、やがては適応障害へと変異します。
(定型発達女子に問題がある、という話ではない。あくまでも特性としてよくある状況の説明。)

 

アスペルガー人女子は、定型女子にいつも怯えている。


発達障害の人のための上手に「人付き合い」ができるようになる本
実務教育出版

 

コミックエッセイ 隠れアスペルガーさんの才能・仕事の見つけ方
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発達障害と結婚
イースト・プレス

 

発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート
メディカルパブリッシャー

 

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