まずは「非常識な教育法がアスペルガー人を救う(14)失敗体験を減らす(1)」を読んでね。

人の自尊心は、記憶によって形成されている側面があります。

仮にその記憶が、成功体験に満ち溢れているのならば、自尊心はある部位においては豊かなものとなります。

当然のこと、その真逆もあります。

アスペルガー児(成人)の多くは、失敗体験ばかりを積極的に記憶し、成功改善体験は忘れてしまうという脳特性を抱えています。

ゆえに

・ただでさえ失敗体験は多い
・それらの大半を記憶し
・過去の思い出は、失敗だけで占められる

という脳内状態を作り上げます。

深い劣等感が現れ、才能へ悪影響を及ぼします。

このような事態を未然に防ぐ一つの方法として

・成功体験をPCやノートへ記録し
・それらを定期的に観る

という方法があげられます。

・繰り返し
・大量に

という条件であれば、さすがの(?)アスペルガー児であったとしても、成功体験を脳へ刻むことができます。

結果として、自尊心の損傷は、多少なりとも軽減させられます。

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