まずは「非常識な教育法がアスペルガー人を救う(7)母親の時間獲得を優先する」を読んでね。

発達障害傾向の母親の多くは、家事が苦手です。(アスペルガーや不注意優勢型ADHDの中には、潔癖症、復元能力の高さから、掃除が得意になることもある)

彼女たちの多くは、現実的に困るのと同時に

・家事が不得手=愛情、人間性の欠損

という思い込みを持っているゆえに、自身へ深い劣等感を抱いています。

間違いです。

家事は、多々ある技術の一つにすぎません。

・踊り、文章は苦手

だから、人間としておかしいという話にはならない。

それと同じです。

にもかかわらず、世間においては

・母、女子は家事が出来て当たり前
・不得手なら、人間性、愛情は劣位

という呪詛が、まだまだはびこっています。

その「迷信」を信じてしまったがために、自身を追い詰め、科学としての心理学の見地からは、決して適切とは言えないインナーチャイルド系の心理学に足を突っ込み、人生を浪費してしまっている母親もいます。

家事を苦手としても、自己否定で染める必要などありません。

 

 

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