まずは、「非常識な教育法がアスペルガー人を救う(1)詰め込み教育は正しい。」を読んでね。

「詰め込み教育を行うと創造性が失われる」と、繰り返し批判されて来ました。

果たして、本当なのか。

小説を読まない一流の小説家など、おそらくは存在しません。

司馬遼太郎さんは、一冊の本を書くにあたり、小型トラック一杯分の本を資料として読み込んでいました。(晩年は秘書に読ませていた。)

物理学をほとんど知らない優秀な物理学者など、聞いたことがない。

映画の黒澤監督は、「素晴らしい映画を作るには、自分が今まで観てきた映画の面白い場面を憶えておいて、それらを繋げれなおせばいい」とインタビューで答えていました。

ノーベル賞を受賞した科学者達の多くは、そうでない科学者よりも平均して知識量が豊富である、ということは定説となっています。

以上を踏まえれば、「詰め込み教育こそが創造性を養う」という視点を、持ってもいいでしょう。

創造や豊かな発想は、「所詮」

・既存の知識を
・異質のフレイム(見方)で
・再結合させた

だけに「すぎない」のです。

 

 

「詰め込み教育を行うと創造性が失われる」と口にしている人間の大半は、話がつまらない。

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