アスペルガー人が、創造力を発揮する上で必要なことは

1・知識を爆発的に「詰め込む」
2・マニュアルを徹底的に「詰め込む」
3・それらを元に組み替え、新しいものを創る

であり、

逆に、能力の発展を「妨げる有効な方法」として

1・知識が乏しい状態で、無から有的に考える
2・マニュアルを否定し、自由に動く
3・無から有的に、新しいものを創る

が、挙げられます。(多動や混合型のADHDであれば後者を得意とすることが多い)

以上を踏まえれば、散々非難されてきた日本の詰め込み教育は、日本人の気質にあった学習方法なのです。

実際、日本でなくとも高い業績をあげる技術者や研究者は、同業者よりも、同じ分野において知識量が圧倒的に上回っています。

もちろん、問題は多々あります。

やはり、思考力や過酷な自然の中で生き抜く逞しさを養うことは必須。

ただ、詰め込み教育を真っ向から否定することは、アスペルガー人の長所としての気質を全て捨ててしまうのと同じ行為なのです。

 

 
詰め込みが、創造の源。

発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート
メディカルパブリッシャー

 

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発達障害と結婚
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