まずは「アスペルガー人の短所は、長所から生まれている(1)」を読んでね

アスペルガー人の多くは、些細なことに不満や不快を持ちやすい傾向にあります。

定型発達人であれば、何とも思わない事象、道具、仕組みに否定的な印象を持つ。

いつも、何かに不平怒りをぶつけているようなものです。

ここだけを捉えると、大変な生きづらさを生む短所以外の何ものでありません。

しかし、そうではない。

改善やイノベイションのネタを見つけやすい、という長所に由来しているのです。(脳科学や心理学においては、その関連性は認められていない。)

話は飛躍しますが、人類が幸せになるには、いかに科学技術や社会的仕組みを発展させるかにかかっています。(人類意識という本質論はさておき)

その発展の要素の一つとしては、現状への不満や否定があげられる。(誤った問題設定や方向、深すぎる神経症的な不満は論外として。)

それらが

・低性能、非効率な点を明確にし
・解消へと向かう
・しばらくすると
・また現状への不満や否定が沸き起こり
・低性能、非効率な点を明確にし

という循環が生まれます。

結果として、科学技術と社会的仕組みは発展の極致を迎え、人類は幸福を手に入れるのです。

定型発達人の不満や不快は、アスペルガー人に比べれば軽いため、改善やイノベイションの要素には至りにくいと言っていい。(ちょっと極論)

アスペルガー人の怒りにも近い、どこか病的な不満と不快への感度は、場合によっては長所として活用できます。

 

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