まずは「アスペルガー人が雑談を克服するために(12)」を読んでね。

充実した内容の正反対である「どうでもいいことをとりあえず話す」ということが、雑談のコツの一つとしてあげられます。

その主なものは、

・自分に起こった出来事

・自分の感想や意見

となりますが、アスペルガー人には壁が高い行為となるのです。

アスペルガー人は、

・他人に興味がないくせに

・病的に自意識過剰

その上、

・プライドの塊なのに

・深海のような劣等感に苛まれている

(本来の適切な理解としては、劣等感が強い=プライドが高い。劣等感が強いがゆえに自分を強制的に高い、他人を低いそれぞれの位置へと設定し、自尊心の防衛を図ろうとしているのが、プライドの高さの正体。自信がないから偉そうにしている、というのが典型。)

という特徴を抱えているがために、

・これを言ったらバカにされるんじゃないか

・こんな発言をしたならば、他人からのイメイジが崩れるのではないか

という怖れを、常に抱いています。

結果として、

・この前、池袋を歩いていて、たまたま入ったラーメン屋のチャーシューが美味しくて(自分に起こった出来事)

・この歌手の詞、いつも、それあるあるって共感できるから好き (自分の感想や意見)

というくだらない(?)発言ができません。

雑談ネタを持ってないと言っていい。

雑談は成立しません。