まずは「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(44)ハイ、次の話です」を読んでね。

結局のところ、母親への療育が最優先になるということです。(繰り返すけど、母親に子育ても含めた家庭運営を集中させることは間違っている。一刻も早く外部委託して負担を減らす協力をしないといけない)

これがグレーゾーンアスペルガー人であれば、療育は多くの場合、効率的に進んでいきます。

・一つのことを延々と取り組み続けても飽きがこない(もちろん、すべての分野においてではない)
・神経症的な真面目さがあるために、過剰に自分ごととして責任を感じる
・軽度(?)の脅迫神経症的要素があるゆえ、そこから生まれた恐怖や不安に行動の背中を押される

ために。(残念なことに現時点における人間にとって、人としてまともにさせる要素は、喜びやワクワクよりも恐怖や不安なんだよね。)

しかし、多動のADHDは、

・何事もなぞるだけで、すぐに飽きてしまう
・神経症へ繋がるような深い劣等感があるのは事実だが、その劣等感は真面目さや責任感へ転移されずらい
・結果として、自分の問題や取り組むべきこととして認識できない
・刹那的な楽しみを見つけ実行することに長けているため、脅迫神経症的要素による背中の後押しを得られづらい
おまけとして
・人類愛に興味はあるが、家族愛へは関心が薄い (療育を全くやらないのに、同じ悩みを抱えている日本の親子を救いたい、と口にする母親が多いんだよね)

といった特徴を抱えているゆえ。(もちろん全員ではない。吉濱の偏った見方にすぎず本来は少数に過ぎない と願いたい)上手くいきません。

続く。