まずは、「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(1)」を読んでね

「愚痴なのか質問なのか分からない話を延々と展開する」について。

子どもの発達障がいの症状を長引かせる、あるいは悪化させてしまう母親の会話には、「愚痴なのか質問なのか分からない話を延々と展開する」という特徴があります。(繰り返すけど、日本においては母親の負担が大き過ぎる。その中で模範的な母親像を求めるのは酷なこと)

これは話し方の「癖」の反映ではなく、混乱し一向にまとまらない思考の結果として生じています。

それにより

・標的(改善対象)とする因子を特定できない
・協力者を募ることができない

という問題が発生します。

「標的(改善対象)とする問題を特定できない」について。

問題特定の得意な人というのは

・事態を細分化する

能力に長けています。(他にもあるよ)

細分化できる人というのは、事象を感情で捉えるようなことはしません。

感情で認識してしまうと、ひたすらに実体のない大きな存在を相手にし続けるだけになってしまうからです。

続く。

 

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)