まずは、「発達障がいとの向き合いかた(17)精神薬摂取について」を読んでね。

・精神薬の進歩は著しいが、診察は極めてお粗末である
・測定という科学を採用せず、患者の言葉を鵜呑みにして診断をつける
・結果として、精神科医が10人いれば10通りの病名がついてしまう(若干誇張)
・それゆえに、効果がない副作用が目立つ、といった事態が多発してしまっている

・強度の情緒行動障害も含めた発達障害でなければ、療育や体作り、認知の改善、環境設定が第一選択である
・その場合、改善方略として投薬の優先順位は、大きく下げていい
・わずかの間違いも許されないような仕事や試験がある場合は、その場しのぎやお守りとして活用することで発達障害者の気持ちが救われることもある
・発達の場合、才能をいかんなく発揮することを目標とすべきである
・あくまでも、否定的な症状を消すことだけに注意を向けてはいけない
・薬では、才能の進展と活用は得られない
・残念ながら、症状を抑えることに終始している親御さんが多くいる

続く。

 

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)