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募集期間:9月17日~10月31日

 

 

まずは、「発達障がい改善のためには来談者中心療法を選択してはならない(12)(13)」を読んでね。

発達障害の子どもにおける不登校の要因は、いくつかに分類することができます。(もちろん、定型もだいたい同じ)

1・イジメによる精神的苦痛、理解できないゆえの勉強への嫌悪、集団への知覚過敏や対人への無条件的な緊張からの回避

2・家にいた方が楽しい活動ができる(漫画、ゲーム)

3・休んだ方が母親は優しい、かまってくれる、

4・学校に問題がなかったとしても、家の方がなんとなく居心地がいい

1の場合、強制的に学校へ行かせることは論外です。

様々な手法を用いて解決しながら、スモールステップで学校に適応できるように慣らしていく必要があります。

2〜4については、「単なる怠け」に過ぎないので、学校へ行くことではじめて報酬が得られる仕組みを作って、さっさと家を追い出せばいいのです。(3について、極端なネグレクトや愛着障害の場合、強制は考えもの)

言い換えれば、2〜4を

・心の疲弊

・親子関係における愛情

・学校教育の根幹的な間違い

に原因を求めるのは、宇宙の両端ほどにズレた理解であることは明確です。

にもかかわらず、人の行動を細やかに分析することのできない来談者中心療法者は、1〜4の分別ができていないがために一まとめで捉え、的外れな助言を選択してしまいます。

続く。

 

【片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。 (コミックエッセイ)】( 宝島社)