program

募集期間:9月17日~10月31日

 

まずは、「発達障がい改善のためには来談者中心療法を選択してはならない(3)(4)」を必ず読んでね。じゃないと、論理の飛躍に映ってしまうので。

・否定的思考の反芻は妄想的な次元へと強化されるについて。

アスペルガー人の人生を苦しめる大きな要因の一つに、否定的

・思考

・感情

・記憶

の反芻があげられます。

放っておくと、1日に展開される思考活動の大半をそれらに費やします。

これだけでも大きな痛苦にさらされるのですが、アスペルガー人はその反芻内容をもとに反芻のさらなる強化、拡大へと走ります。

反芻の大元は、端的に捉えれば認知(思い込みや信念のようなもの)であり、それは同時に結果である思考、記憶、感情から深裂な影響を受けてしまいます。

自分はダメな人間(認知)

抑うつ

自尊心の低下

人前で過緊張を起こし失敗する

やはり自分はダメな人間(認知の強化。あくまでも超簡易的な例としてね。)

アスペルガー人は、いよいよ自己完結的な蟻地獄へと没入します。

安易な傾聴と共感により否定的な方向へと強化、狭窄されてしまった認知が、そうさせています。(他にも環境的、代謝的な要因もあるよ)

ロジャースさんの「真の理解と乖離」してしまった、しかし、日本の心理カウンセリング界においては、常識的、良識的と位置付けられている来談者中新療法が、アスペルガー人の人生を潰します。

続く。

 

【片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。 (コミックエッセイ)】( 宝島社)