アスペルガーの多くは、コミュニケーション能力が欠如している、と認識されています。

その理解は正しさと間違い、半分半分といったところです。

たしかにアスペルガーの多くは、

・雑談が苦手

・口頭における言語への理解と記憶が弱い

・賑やかな環境では、相手の言葉への理解が困難になる

・悪意のない本人も気がつかない形で毒づいてしまう

といった問題点を抱えています。

ただ同時に、すべてのアスペルガーに当てはまるわけではありませんが

・特定の問題に対する回答や説明

・一対聴衆といった形でのセミナーや講義

といった状況では、定型発達の追随を許さないコミュニケーション能力が発揮されることもあるのです。(もちろん、病的に苦手とするアスペルガーもいるよ)

「アスペルガーはコミュニケーション能力が欠如している」という大雑把な表現を用いてしまうと、これらの能力の発見を逸してしまいます。

 

 

資本主義がアスペルガーにとって生きやすい世界を作る。(理由は今度ね)

 

 

 

 

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アスペルガーは特定の分野においては、高いコミュニケーション能力を発揮することもある。

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