「体の感覚に従ってはいけない(31)」を読んでね。

超余談。

こういった説明をすると、

「仕事の生産性の向上や経済成長など得られなくとも、現状の日本はこれだけ豊かなのだから、体の感覚に従いのんびりと、ロハス、スピリチュアル、文化活動を楽しめばいいじゃないか」
という反論(?)をもらいます。

大間違いです。

現状の日本の豊かさは、現役世代の頑張りによってつくられているのではありません。
戦後の勃興期の貯金によるものです。(団塊の世代が、一気に生産性を下げてくれた。彼らが日本を支えたというのは、大嘘だからね。ホントにあいつらはどうしもようない)

それも、10年以内に底をつきます。
後進国へと、転落します。

国内における能天気なスピリチュアルやロハス、文化活動という「のんびり」表現は、同時に幕を降ろさざるを得なくなります。

後進国において、そういった営みは存在しません。(土着的な宗教が怪しい形に変わった似非文化は隆起するけど)

仮に、この富が、現役世代の頑張りによるものとする。

それでも、「のんびり」することは許されません。
資本主義は、ルームランナーと同じだからです。
走っていなければ、転げ落ちます。
ゆえに、大人しくしていれば、現在の生活水準は溶解していきます。

やはり、スピリチュアルやロハス、文化活動は、手放さざるを得なくなります。

体の感覚に従うことで、それらに代表される大切な本質が失われるのです。